佐郎:ハーイ、皆サァン!ワタシノ考エタ、アメリィカン・ジョーク!聞ィテクッダサァイ!
伊藤:あ…もう捨て身に出たね…。
佐郎:……アンタ、ウッサイネェ!アンタガ昨日、余計ナ事ヲ言ウカラ私、寝ナイデオモロイジョーク
考えたあるよ。
伊藤:か、変ってる?!外人さんのモノマネの種類変ってる!!で?ジョークって?
佐郎:ソウダッタネ、アル会社デ上司ノ人ガ部下ノ人ニ言ッタネ。
「ナンシー、私ノぱそこん調子悪イノネ。サポートニ聞イタラ、りかばりスレバ良イラシイネ。
アナタ、ソウイウノ得意デショ。明日マデニ私ノぱそこんヲ購入前ノ状態ニ戻シテオイテネ。」
ソシタラ彼女、
「OK,ボス!」
ッテ快ク引キ受ケタネ。デ、次ノ日ノ朝、上司ガ自分ノ机ノ上ヲ見ルト、何モ無カッタノネ。
驚イタ上司ハ、ナンシーニ「ぱそこんドシタ?」テ尋ネルト、ナンシー曰ク
「ハイ、指示通リ、ぱそこんヲ購入スル前ノ何モ無イ状態ニ戻シマシタ。」
ダッテサ!傑作ダネ!ウォッハッハッハッハッハ!
伊藤:………アメリカン・ジョークって、これこの上なく日本人の君が考えた時点でアメリカンでは
なくなってるよね、それに苦労してカタカナの送りがなで書いた割には、皆さん読みづらいとしか
思ってないよ、多分。
佐郎:そんな…ヒドい…。ちゃんとイメージ作りに、ナイスミドルなボスと、入社4年目のナンシーは
実は不倫の関係で…、だからこそ奥さんのバースデーに自分とのデートをキャンセルして
早く帰ってしまったボスへの腹いせに彼のパソコンを隠してしまったって言う裏設定まで
用意してたのに…。
伊藤:早く寝なさい…。また人にナンシー役とかやらせようとか思ってたんだろ、どうせ。そんなの
“ボブ”だけでたくさんだからね、まったく…。
佐郎:ボブ!?居たねそんなヤツ!約1年ぶりに聞くわ。
伊藤:忘れてたのかよ?あれもアンタが作ったんだろ?!
まぁでもりかばり、いやリカバリの話があったから…
最近のパソコンはリカバリ用のデータが、ハードディスクに入っていることが多いですね。
以前ならパソコンの付属品のCDとして同梱されていたのですが、そのCDを紛失されたりHDD
そのものが以前に比べると非常に安定していて壊れにくくなったということでパソコン本体が
あれば簡単にリカバリできるようになりました。
しかし、逆にハードディスクが物理的に再起不能な状態に壊れてしてしまうと何ともならなく
なります。
佐郎:以前なら(リカバリのCDが同梱されていた場合)ば、ハードディスクの交換だけで元のデータ
(OSや他の標準アプリケーション)はまたCDから読み込めば良いだけだったのですが、
HDDに元のデータ入ったまま壊れた場合、メーカー修理に出すと5万円前後かかりますし、
機種・メーカーによっては修理不能と診断されてしまいます。
そうならないために…というか、そうなる前にHDDにあるリカバリデータは、あらかじめ念の
ために、やはりCDもしくは(その機械が対応しているなら)DVDに保存しそれらを管理するのが
好ましいと思いますね。
伊藤:ボスも購入前じゃなくて工場出荷時状態って言えば良かったのにね。
佐郎:ゴメンヨ、ナンシー。妻トハ別レルヨ!
伊藤:ソンナノ、モウ聞キ飽キタワ!…!ハッ!?、しまった!