キョウビの若いモンはぁ…それって、格好エェやん Ⅰ

伊藤 佐郎

2007年11月16日 23:58

先月末から、週二で京都のとある大学にMOS講習のお手伝いに行っている話をここでもしたようなしてないような…^^;

電車と市バスを乗り継いで行ってるのですが(本当は地下鉄の方が早くて便利なのですが交通費の安さ最優先…)京都の市バスって、世界的な観光地だけあって結構平日の昼間でも混むんですよね、やっぱ学生さんも多いし。

でも乗車率を優先させているのか座席数が案外少ない…、となれば譲り合いになるのですが、満席のところにお年寄りが乗ってこられた時、誰も声を掛けて座席を譲ろうとする感じがない。

じゃあ僕が…、と思って声を掛けようとしたらそのご老体の近くに座っていた学生風の若モンがさりげなく席を立って…そのまま無言で移動して行った後、空いた席にご老体が着席されました。

お互い無言のままなのですが、それがなんか打ち合わせをしていたかのようにスムーズに繰り広げられて…座席を譲る譲られるという空気が阿吽の呼吸で行われる、全員がそうとは言いませんがそういう雰囲気が作られている空間というのは結構、凄いと思いました。

本当の親切さとか感謝って空気で伝わるものなんですね…。今、流行のKYが『空気読めないヤツ』と言うなら、彼らはKYレス(空気読めないなんて有り得ない)とでも称するのか…と、いつも通り(?)頼まれもしないオチを探る自分はやはりYK(読めない空気の持ち主)なのでしょうか…?


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